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米田 安宏; 辻 卓也; 松村 大樹; 岡本 芳浩; 高木 聖也; 高野 公秀
Transactions of the Materials Research Society of Japan, 42(2), p.23 - 26, 2017/04
窒化物模擬燃料物質のDyNとZrNの結晶構造解析を行った。DyNとZrNの格子ミスマッチは7%近くありながら、DyZrNは単相の試料が得られ、平均構造の格子定数はVegard則に従う。局所構造解析は放射光X線を利用したXAFSとPDF解析を併用して行ったところ、Zr-Nの原子間距離が平均構造の格子定数のより大きなDyZrNにおいてZrNよりも縮んでいることがわかった。このような局所的なモジュレーションが熱伝導率などの物性に与える影響を検討した。
井川 直樹; 樹神 克明; 田口 富嗣*; 吉田 幸彦*; 松川 健*; 星川 晃範*; 石垣 徹*
no journal, ,
燃料電池用の固体電解質BaSnInOについて、中性子回折法を用いた平均および局所構造解析を実施した。中性子回折データから得た、局所ひずみの情報を含む原子対相関関数は、平均結晶構造解析によって求められた結晶構造パラメータを基にした計算結果と比較的良い一致をみた。本報告では、水素導入前後のBaSnInOの平均結晶および局所構造の関係について検討を行う。
都留 智仁; 染川 英俊*; 板倉 充洋; 山口 正剛
no journal, ,
マグネシウムは次世代の構造材料として大きなポテンシャルをもっており、様々な構造部材への適用が期待されているが、六方晶構造に起因した欠点を持っている。破断伸びが著しく小さいことが知られているが、これは塑性変形の異方性と双晶境界における破断によるものと考えられる。近年、一部の合金元素の添加によって塑性のびが大きく向上することが報告されているがそのメカニズムは明らかになっていない。そこで、マグネシウムを含む構造材料として用いられるいくつかの六方晶金属の転位芯構造を第一原理計算によって正確に求め、転位運動について検討を行った。その結果、合金元素と転位芯の相互作用が変形挙動に大きな影響を与えることを示した。さらに、双晶境界における合金元素の影響を評価し、希土類などの一部の合金元素はマグネシウムの非底面の転位運動を促進することに加えて界面強化をもたらすことが明らかになった。